5月, 2020年
【夏の花シリーズ】はじめました。
【夏の花シリーズ】立夏に入ると、急に30℃を越える日が訪れ、気温の変化に中々体が追いつかない今日この頃でございます。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。先々月よりこのブログでは、このようなご時世で中々お参りに来れない方に少しでも霊園を身近に感じていただこうと「春の花シリーズ」と題して、園内や参道などに咲く春の花を紹介してまいりました。しかし、もう暦の上では夏です。季節が過ぎるのは早いですね。そこで誠に勝手ながら「夏の花シリーズ」を始めさせていただきます。ということでその第一弾を飾るのが「夏みかん」の花です。私は恥ずかしながら初めてみました。こんなに可愛らしい白い花が咲くのですね。今年は果実も豊作で、花も満開であります。マイペースではありますがみなさんの日常に少しでも花を添えられるように、これからも投稿して参りたいと思います。
千年の時を超えても
【春の花シリーズ】ツツジが咲きました。薄紅色から白へと向かうグラデショーンがとても綺麗です。
ツツジは古くから日本で親しまれている植物です。
万葉集にもツツジを詠んだものがたくさんあります。「風速の、美穂の浦みの、白ツツジ、見れどもさぶし、亡き人思へば」(河辺宮人)亡くなった美しい人の事を思うと、美穂の浦(姫島)に咲く白ツツジをみてもさびしいという意味だそうです。
歌人が美しい人とツツジを重ね合わせている様を、千年以上の時を超えた現代でも共感できることを思うと、
不思議と心が温かくなります。霊園のツツジも昔と変わらず可憐な姿で私たちを魅了してくれています。
ゆとりに咲く花
【春の花シリーズ】
サンスベリア、マイナスイオンが発生する事で脚光を浴びた観葉植物のサンスベリアです。
実はこのサンスベリア、花が咲くのです。
育てていても見たことのない人はいるのではないでしょうか。
株を大きく育てるなど条件が整えば咲くそうですが、
それでも毎年というわけではありません。
また、葉っぱに囲まれて花を咲かては枯れていくので
見落としてしまっている時もあるかもしれません。
日常も慌ただしく過ごしていると様々な事を見落としがちです。
心にゆとりをもって見つめると、
案外大切なことは身近にあるものですよね。
外になかなか出れないこのご時世も、身近な幸せに気づける最高のチャンスかもしれません。